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2025.7.11
【現場の安全とアウトドアでの安心に!】

~旭川周辺で注意すべき「ヒグマ」と「スズメバチ」対策~

北海道では夏の到来とともに、山間部や河川敷での工事が本格化します。

とくに旭川周辺では、大雪山系や石狩川流域に近い現場が多く、ヒグマオオスズメバチの出没リスクが高まる時期でもあります。

今回は、現場スタッフの安全対策として、そして夏休みの家族キャンプや釣行を楽しむ方にも役立つ【熊・スズメバチ対策】を、地域性と専門性を交えてご紹介します。


ヒグマ(北海道全域)対策

【地域の特性】

  • 旭川市内でも神居町・江丹別・嵐山エリアなどは出没情報が例年確認されています。
  • 石狩川沿いや大雪山の登山口周辺では、特に7月~9月に活動が活発化。

【基本行動と対策】

熊の行動時間帯夕方~早朝(17時~翌朝8時)が特に活動的
  • 接近防止:「熊鈴」や「爆竹」「音声発生装置(熊よけラジオ等)」を活用し、常に存在をアピール。
  • 匂い対策:缶詰やカップ麺の残り香にも反応。ゴミ・食材の密閉管理は鉄則。
  • 出没情報の共有:旭川市や北海道庁の「ヒグマ出没マップ」も随時確認を。

【もし遭遇したら】

  • 走らず、背中を見せず、静かに距離を取る。
  • 立ち上がって様子を見るような動作は警戒されている証拠。即退避を。

オオスズメバチ(キイロスズメバチ含む)対策

【地域の特性】

  • 旭川周辺では、伐採後の伐根や仮設資材の隙間、河川敷の低木エリアに巣を作るケースあり。
  • 7月〜10月が最も攻撃性が高まる時期です。

【習性と注意点】

  • 黒色・揺れ・振動に反応 → 黒い作業着や長髪は注意
  • 香水・整髪料も誘引要因 → 現場では無香料が基本
  • 巣から半径10m以内に入ると威嚇行動 → 突進・ホバリング・カチカチ音

【刺された場合の応急処置】

  1. その場からすぐ離れる(二次被害防止)
  2. 毒を絞り出し、水で洗う
  3. 冷やして安静にし、速やかに病院へ
  4. アナフィラキシー症状(呼吸困難・吐き気・意識混濁)があれば119番

安全対策の備えと商品紹介

弊社では現場用の熊よけグッズ(鈴・忌避スプレー)、ハチ忌避剤、携帯用ポイズンリムーバー、安全ベストなども取り扱っております。

現場の安全は、備えと情報共有から。旭川や近隣市町村の事業者さまへ向けて、地域に根ざした情報提供とサポートを行ってまいります。


家族にも伝えたい「自然との付き合い方」

キャンプ場でも熊の出没やスズメバチ被害は起きています。

とくに大雪山系・東川町・東神楽町の河川キャンプ場などは注意が必要です。お子様にも「見つけたら近づかない・静かに離れる」行動をしっかり伝えましょう。


▶ 音声でもチェックできま

この記事の内容や熱中症対策に関しては、YouTubeでも音声でご紹介していす。
移動中や作業の合間に、耳だけでもご確認いただけます。
ぜひこちらからご視聴ください