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2025.8.8
旭川でも注意!近年増えている“ゲリラ豪雨”とは?

こんにちは。六興産商です。
今回は、ここ北海道・旭川市周辺でも近年増えている「ゲリラ豪雨」についてお話ししたいと思います。


◆ ゲリラ豪雨、実は旭川でも増えています

ゲリラ豪雨というと、本州の都市部での現象というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
ですが最近は、ここ旭川でも「急に空が真っ暗になって、バケツをひっくり返したような雨が降った」という声をよく聞くようになりました。

特に7月から9月にかけては、わずか1時間足らずで道路が冠水するような大雨が降ることもあり、浸水や農作物への影響が心配されるケースも増えています。


◆ どうして増えているの?ゲリラ豪雨の原因

ゲリラ豪雨の増加の背景には、「気温の上昇=地球温暖化」があります。
空気中に含まれる水分量が増えることで、雨雲が急激に発達しやすくなり、突然の強い雨を引き起こします。

また、都市化が進むことで地面がコンクリートやアスファルトに覆われ、地面の温度が上がりやすくなることで、局地的に積乱雲ができやすい環境になるとも言われています。

旭川でも再開発やインフラ整備が進む中で、こうした影響が出始めているのかもしれません。


◆ 私たちにできる対策は?

急な大雨への備えとして、日ごろからできることを少しご紹介します:

  • 家の周りの排水を確認
     → 側溝や雨どいのゴミ詰まりを定期的に掃除しましょう。
  • 建物の浸水対策をチェック
     → 特に地下室や低い土地に建つお宅では、止水板や逆流防止装置の設置がおすすめです。
  • 工事現場や店舗まわりの対策
     → 仮設の排水路を確保したり、資材が流されないよう固定しておくなど、事前の準備が大切です。
  • こまめな天気チェックを習慣に
     → 気象庁や防災アプリを活用して、突発的な雨雲の動きにも素早く対応できるようにしましょう。



直近の主な事例と影響

◆ 2022年6月28日〜29日(局地的な激しい大雨)

  • 前線を伴った低気圧の影響で、6月28日から29日にかけて上川地方で局地的に激しい雨が発生。旭川市江丹別で24時間の雨量は約87.5mm、瑞穂地区で86.5mmを観測し、6月として過去最高を記録しました。
  • 旭川市内ではペーパン川の氾濫により床上浸水が発生し、6名が救助されたと報告されています。
  • 変化・影響:この翌年以降、旭川市議会および関連自治体では、ハザードマップに「内水氾濫」の想定を追加するなど、事前防災・情報提供の強化が進みました。


◆ 地元企業としての私たちの取り組み

六興産商では、ゲリラ豪雨への備えも視野に入れた外構工事や排水設備のご提案を行っています。
建設・土木を通じて、地域の皆さまの安心・安全を支えるのも私たちの大切な役割だと考えています。


◆ 最後に…

自然の力には逆らえませんが、ちょっとした備えや意識の違いが、大きな被害の防止につながることもあります。
「うちの排水、大丈夫かな?」「外構で雨水対策を考えたい」など、お困りのことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

旭川の皆さまが、安心して暮らせるよう、これからも地域密着で取り組んでまいります!